29_【10月15日】朗読四都MONOがたり、今年も!

春に水が温み、花や実が芽吹くように、街も人も少しずつ、しかし確実に動き出しました。まだまだ新型コロナウイルス感染症の怖さから完全な自由を取り戻したわけではありませんし、 性急な行動にも不安は付きまといますが、ある種の踏ん切りをそれぞれに感じはじめたゴー ルデンウイークの入口を迎えています。

その場にいながら旅をしたように感じてほしい、というのが前回の合言葉でした。それは決 してありきたりな目標ではないばかりか、そもそも読むこと、朗読という行為自体が、旅と同じ く当たり前のことではない。そう感じるには十分な。この3年余りの日々であったように思い ます。昨年、1度は順延の憂き目に遭いながら、私たちが延期してでも開催を諦めなかった理 由もそこにあったのでは、と今にして感じているところです。

2021年の秋から翌年、つまり昨年の夏にかけてNPO日本朗読文化協会の「朗読指導者養 成講座」に集った4人が始めた「朗読四都 MONO がたり」その2回目は、私たち4人が、それぞ れのルーツとする地域から、それぞれに「当たり前」だった作品を持ち寄り、一堂に会すること で作り上げる、唯一無二の朗読会を目指します。引き続き、手回し式蓄音機奏者「オヤビン佐藤」 さんの選曲による数々の名曲たちとともに、お集まりの皆様を、再びひとときの時間旅行にご 案内します。

ぜひご来場・ご拝聴いただきますよう、心よりお願いいたします。

2023年5月 ニシムラタツヤ

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朗読MONOがたり企画朗読会
朗読四都MONOがたり2023

日時:2023年10月15日(日) 14:00
(上演時間は100分程度を予定・開場は開演の30分前)

会場:千代田区立日比谷図書文化館 大ホール
(東京都千代田区日比谷公園1-4)

出 演

髙貴渼
(札幌)

有島武郎
「小さき者へ」

北海道出身・在住。声活朗読くらぶ主宰。音読指導士®
ヴォイスジェネラリスト® 
NPO日本朗読文化協会会員

富田欽一
(東京)

「中村仲蔵」
(古典落語より)
司会者。富田欽一司会塾塾長。office MC-i代表。元東京アナウンスアカデミー講師。NPO日本朗読文化協会会員

ニシムラタツヤ
(名古屋)

小酒井不木
「被尾行者(ひびこうしゃ)
愛知県一宮市出身・名古屋を拠点に愛知・岐阜両県でひとり朗読「朗読濃尾(ノーヴィ)」を展開中。NPO日本朗読文化協会会員。

前尾津也子
(京都)

織田作之助
「蛍」
京都生まれ東京在住。NPO日本朗読文化協会会員、(一社)日本朗読検定協会認定講師、朗読グループ5Thanks代表。

 

演    奏
オヤビン佐藤 (蓄音機演奏家)
1953年 兵庫県宝塚市生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。2004年に聴いた蓄音機の音にかつてない衝撃をうけ、SP盤レコードの音と、手回しポータブル蓄音機HMV101/102の魅力を多くの人に知ってもらうため、蓄音機演奏会を東京都内で定期的に開催している。

料金:2,000円(前売・当日共通)

★ちらしはこちらからダウンロードください★

(表面) (裏面)
※クリックすると拡大します※

★チケットのご予約★
2023年6月17日より 出演者または以下のサイトから
(代金はすべて当日会場にてお支払いいただきます)

https://ws.formzu.net/fgen/S37382354/

お問い合わせ:前尾 津也子
E-mail : maeo2010@gmail.com

宣伝美術:橋本 純司(橋本デザイン室)
制作:声とインプロAfroWagen

後援:NPO日本朗読文化協会 東京新聞