2018年10月

終わります。そして、はじめます。(2)

昨日、喫茶モノコトでの2回をもちまして、「朗読会拓使」vol.1はすべての日程を終了いたしました。

共演していただきました石橋玲さんを始め、札幌公演にご出演の福島朋子さん、石橋俊一さん、渡辺義人さん、キクチマコトさん、モノノケユースケさん、名古屋公演の天野初菜さん、そして両会場にご来場いただきました皆様、会場として使わせていただきましたcafe et craft yue ならびに喫茶モノコトの皆様、当日のアンケートやSNS等で広報へのご協力や感想をお寄せいただきました皆様、その他関わってくださったすべての皆様に、改めて深く御礼を申し上げます。

本当に、ありがとうございました。

しかし、いつもながらモノコトのフード&ドリンクメニューは絶品でした。写真はトコナツカレーと3層のシロップが美しいジンジャーエールです。

さて。こういう謝辞に続けて振り返りの文章をつらつらと書き連ねるというのが、世間一般によく見られるパターンなのでしょうが、そういうものではなく、私自身にとってこれからの展開を考えてばかりいるここまでのところです。個人的な振り返りには自分以外にあまり意味がなく、次をどうするか、ということでしかない。そのことを実感しました。

確かに記録は記録として、苦しい局面の自分を励ましてくれることもあるけれど、やはりこれからやってくる未来に何をなすべきか?読み手として何ができるか、どれだけ楽しいことをできるか、そういうことを考えていきたいと強く、強く思っています。次回以降の予定、内容が固まり次第早々にお知らせしたいと思います。

さて、秋はこれから。そして秋は関西の秋になるかも。詳細は次のエントリで書きます!

終わります。そして、はじめます。

日付が変わりました。当日です。9月29、30日に札幌・cafe et craft Yuiで開幕しました「朗読会拓使」vol.1、本日の名古屋・喫茶モノコトでの2回をもって千秋楽となります。

チケットは開演2時間前、午後2時の回は正午まで、午後5時30分の回は午後3時30分までご予約をお待ちしております。→https://ws.formzu.net/fgen/S37382354/

今回、この企画を立ち上げるに当たって、たくさんのことを考えました。そして、足かけ8ヶ月くらい、その時間は続きました。そのほとんどが「距離」にまつわることでした。テキストとの距離、相手との距離、楽器及び音楽そのものとの距離、等々。それらをどう読み取り、どう自らの表現として打ち出すか、それを考えるのはとても楽しい時間でした。

もう1つ、常に頭の中にあった、これは主に特定の個人がいるのですが、これにふれるのは終わった後にしておこうと思います。あくまで、大切なのは今日、これからの時間ですし、その人に言及するにはまだ早すぎると思いますので。

では、寝て起きてからの午後、喫茶モノコトでお目にかかれますことを楽しみにしております。井上ひさしさんの、「父と暮せば」の世界が少しでも、聴くあなたの記憶に残りますように。

写真は兎ゆうさんにお借りました。ありがとうございました。

ニシムラタツヤ拝